スポンサーリンク




スポンサードリンク




介護施設転職

介護老人ホームの看護師が辞めたくなる理由

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

施設看護師のsayu(さゆ)です。

介護老人ホームで働いていて辞めたくなった看護師さんはいませんか。介護老人ホームで働く時には、働きたくて就職したのにいろいろな内部事情が見えてきて辞めたくなる方も多いのではないかと思います。

こちらの記事では、どうゆう時に辞めたくなるのかを詳しく書いています。

きっと同じ思いで働いている施設看護師は多いのではないでしょうか。

介護施設の意地悪なおばさん看護師への対応方法介護施設にいる意地悪なおばさん看護師の対応方法について説明しています。実際にあった実話も含めて説明しています。...

人間関係か最悪

介護老人ホームなどの介護施設では、いろいろな人が働いています。

  • 年齢がさまざま
  • 前の職種が介護職ではない
  • 経験が浅い人が多い
  • 介護系の学校を出ている人と無資格の人がいる
  • 看護師は病院を引退した年齢の高い人が多い
  • 准看護師が働いている事が多い

いろいろな人が居るからいろんな事が起こりやすい職場かなと思っています。

その中でも、人間関係はひどいなと思う事があります。

以前に退職代行で退職した事がありますが、その時も、介護系の職場はけっこうひどいみたいですよ。利用するお客様も介護系や看護系が多いと言っていました。

どのような人間関係も問題があるのか詳しく説明していきます。

看護師同士の人間関係

老人ホームで働く看護師は、病院やクリニックを60歳ぐらいで退職して、夜勤のないゆったりした介護施設で働きたいと思って就職してくる人が多いです。

介護施設で働く看護師は3人から6人ぐらいで人数が介護職員よりかなり少ないです。

私はユニット型の特別養護老人ホームと従来型の特別養護老人ホームで働いた事がありますが、どちらも年齢が50歳代~60歳代の方が多かったです。

看護師同士の人間関係は、全員仲良くできればいいのですがギスギスしている様に思います。

看護職員も、介護職員に嫌われたくないので介護職員に気に入られようと必死です。

でも看護師同士が集まると介護職員の悪口を言うのですが、実際は介護士の前になるといい顔をします。

そして、看護職員は介護職員に頼られたくて自分を一番に頼って欲しいと思っています。

看護職員がその日3名医務室にいたら、介護職員は誰に報告とか相談するかで看護師は不機嫌になります。本当は、話しやすい若い看護職員ややさしい看護職員に話しかけたいと思いますが、そんな事をしたら他の看護職員がやきもちを焼いて若い看護職員ややさしい看護職員に他の看護職員が冷たく当たってしまいます。

実際にあったお話
sayu
sayu
(看護職員の申し送りで)昨日待機で〇〇利用者様が熱発して夜対応するのに出勤しました。医師に報告して点滴の指示がでました。
60歳代の意地悪な看護師
60歳代の意地悪な看護師
(夜勤の介護職員の前で)えーなんでそんな事ぐらいで電話してくるの?sayuさん呼ばれてかわいそう。熱出たらすぐに看護に電話してくるなんて信じられない。sayuさんもそう思うでしょ。そう思うって。どうして電話したの?
電話した介護職員
電話した介護職員
sayuさん電話したらダメだったんですか?僕はどうしたらよかったんですか?
sayu
sayu
大丈夫ですよ・・・
60歳代の意地悪な看護師
60歳代の意地悪な看護師
一回目の熱発はすぐ電話しないでクーリングして様子見ることになってるでしょ!sayuさんだって夜出てくるの大変なんだから。ねー。そうだよねー。そうだって言ってるよ。(sayuはそんな事、言っていません)

上記な感じで、私は電話が来て出勤したことをなんとも思っていないけど、私が迷惑だったと看護師の中で言っている様に言います。

でも・・・他の看護師が居ない所では、

60歳代の意地悪な看護師
60歳代の意地悪な看護師
sayuさん子供さん居るから仕方ないの。私は0時まで起きているし朝も早いから、不安な事があったらいつでも電話してきていいからね

と言っていました。

上記の感じで看護同士の中でも自分が気に入られる様に他の看護師をおとしいれる雰囲気がありました。

介護職員との人間関係

介護職員は看護職員の事が苦手な方が多いと思います。

介護リーダーから、介護職員は看護職員の事嫌いだから。病院では介護職員を看護師の助手と思っているみたいだけど、ここは病院じゃないから。

看護に医療的な事言われても介護職員はわからないから威圧的な態度しないでね。

と言われた事がありました。

 

介護施設に就職して初日から、仕事のわからない事を話しかけても喧嘩ごしだったり、冷たい態度をとる介護職員が多いなと感じていました。

介護リーダーが言った様に看護師に対しての先入観があるのだと思いました。

介護施設の中で大切にされない

介護施設の中で看護職員がいる割合は少ないです。3名~6名しか看護師はいません。

介護職員は30名以上いる場合が多く看護職員の人数の方が少ないです。

だから少しは大切にして欲しいと思うのですが、そうじゃない介護施設の方が多い様に思います。

看護師は施設基準の人数の為に居ればいいと思っている

施設長や管理職の人に「いてくれるだけでいいから」と言われる事が多いです。

逆に口出ししないでね。と言われている気持ちになってしまう時があります。

介護施設を運営するのに必要な最低の多職種の人数が決まっているため、看護職員の人数がいないと経営する事ができないので看護師が在籍する必要があります。

ここは病院じゃないからと言われる

介護施設でも医療的ケアが必要な利用者様が入所されています。

その為医療的処置をしたりする事は多く、褥瘡予防や拘縮予防、口腔ケアをして誤嚥性肺炎予防をするなど看護師が必要な場面はたくさんあります。

でも・・・介護職員からしてみたら、ここは病院じゃないんだから口出ししないで。という気持ちの方が多いと思います。

褥瘡予防のために、ポジショニングや陰部の洗浄、誤嚥性肺炎予防のために口腔ケア、脱水や熱中症予防のために水分補給。拘縮予防や認知症予防のために声掛けや歩行訓練などできていれば、きっと何も言わないと思いますが、できていない事の方が多いと思ってしまいます。

病院じゃなくて生活の場所だから。と言われるのですが、生活の場所だからこそ、褥瘡予防、誤嚥性肺炎の予防、熱中症予防、認知症予防などが必要になってくると思います。

その事を言葉で言ってしまったらここは病院じゃないからと言われてしまいます。

私が働いていて思ったのは、介護職員は看護職員が言葉で言うと命令されていると感じているのではないかと思いました。

なので、言葉にだしてやってほしいと言う前に、看護職員がやります!とやった方が受け入れてくれるのではないかと思います。

介護施設は病院で働けない看護師が来るところと思っている

普通に生活していて職業を聞かれる事があります。

看護師です。というと、どこの病院?と聞かれ、○○特別養護老人ホームです。というと・・・・という雰囲気になる事があります。

介護職員で、あの看護師は病院じゃつとまらないわ。うちだからどうにか働けているんだよ。という方もいます。

でも、介護施設の看護師の方が病院の看護師より大変な事もあります。

病院では医師が常にいるので急変したり何か困ったら相談する事もできます。

介護施設には嘱託医師はいますが、開業医などが急変時など電話で対応する事が多いので、常に施設内に医師がいるわけではありません。

その為、看護師がある程度判断する事が多くなるので、その辺は病院の看護師さんより精神的負担が多いと思います。

だから病院で働けない看護師が来るところと思わないで欲しいです。

逆にベテランで自分で看護判断できる人が働いていると思ってもらいたいです。

准看護師は介護士よりレベル低いからと上司に言われる

面接や職員の1年に2回ある面談をしている庶務課長に、「准看護師なんて中卒程度の学力ではいれるんだから。国家資格じゃないし。頭悪い人が行くところなんだからさ」「今の若い人はそうじゃないかもしれないけど今の50代や60代は使えないよ」「病院でいばってるけど、私たち介護士の方が国家資格なんだからね」って言われました。

介護士は国家資格ですが、准看護師は知事資格なのでそれを言いたいのだと思いました。

庶務課長は病院で介護士として働いてケアマネージャーの資格を取って今の庶務課長になった方で、看護師が嫌いみたいでした。

そのような言い方で准看護師をバカにする上司がいる職場では、働きたくないなと思いました。

介護施設に就職してすぐにけんかごしに話される

介護施設の看護職員と介護職員の人間関係は、いいとは思えません。

どうして仲良くできないの理由はいろいろあるのかもしれませんが、業務上の事で話をしようとしても、喧嘩ごしになります。

褥瘡ができた時など、ここに水泡できてますね。と言っただけで、じゃ看護がオムツ交換すればいいじゃないですか。と言われたり。

水分今日は少なめですね。と言っただけで、看護も水分やればいいんじゃいの。こっちは人で不足で回れないの。と言われたりします。

褥瘡の初期段階の水泡ができた事も、水分が少ない事も、その介護職員を攻めているわけではないのに、喧嘩ごしに言葉が返ってくることが多いです。

でも中には、褥瘡ができた事や水分が少ない事を、今まで攻めてきた看護師がいたから、看護師はみんなそうゆう人だと思われているのかもしれません。

どっちにしても、何か相談したり情報共有したいと思って話しかけてもうまくいかない事が多いです。

そうゆうのは結構ストレスになって辞めたくなってしまう原因の一つです。

夜勤で困ったら待機看護師に電話して呼び出せばいいと思っている

介護施設では、看護師は夜勤はありません。介護職員3~4名で60人以上の利用者様をみています。

夜間に急変や熱発、転倒して出血が止まらない時など自宅で待機当番で待機している看護師の電話に連絡がきます。

待機看護師も日中日勤業務をして、そのまま待機当番なので、夜勤みたいに待機当番をしていて次の日休みとかではありません。

なのでもし、急変があって呼び出しがあった場合、次の日寝不足で出勤する事になります。

待機看護師に電話する時は、まず夜勤の介護職員で様子をみてそれでも看護が必要な時に電話が来ることになっているのですが、ちょっと熱出ただけ。一回嘔吐したけど元気。などの時に電話がくる事があります。

様子みて看護が必要な時電話下さい。と言ったら、夜間は介護職員3名で人手不足で嘔吐の処理できないから。熱出て薬飲ませたりクーリングするの大変だから。と呼び出された事がありました。

待機のお給料は1回1000円です。呼び出しがあったら出勤した時間給はいただけますが、待機の時は、お酒も飲まず、お風呂入る時も近くに電話を置いていつ電話が来てもいい様に気を張っています。

看護職員も大変だねとわかってくれる介護職員もいますが、一部の介護職員は、夜間は人手不足だからと呼び出す方もいました。

人手不足だからと呼ばれるのはちょっとやめてほしかったです。

会議で発言しても聞いてもらえない

介護施設の会議に参加する職員は、(施設にもよりますが)多職種(課長・ケアマネージャー・管理栄養士・介護主任・看護主任・相談員)の責任者が参加します。

看護師と管理栄養士以外は、元介護職員です。

介護職員がケアマネージャーの資格を取って働いていたり、相談員も元介護職員です。

看護師が会議で発言すると、介護職員目線の方が多いので批判されます。

看護師は根拠があって発言していても「ここは介護施設だから」などと言って話を聞いてもらえないことが多いです。

感染予防に関しても、施設でインフルエンザの集団感染が起きた時には、手洗いの重要性を訴え、タオルを使いまわしにしたり、指先を下にして風で飛ばすジェットタオルを使用していたので、ペーパータオルを提案しました。

その時も手を洗ったんだからきれいな手を拭いているんだかあタオルはきれいじゃない?と言われたり。

利用者様の居室に洗面台はあるけどハンドソープと手を拭くものがなかったので、職員はパントリーかトイレで手を洗うしかありませんでした。

感染予防のために各居室にもハンドソープとペーパータオルを置いて欲しいと発言しても、予算がないから。利用者さん食べちゃうから。などの理由で発言をすぐに却下されてしまいます。

他にも、根拠があって発言した事も看護師じゃない職種の方には通じなくて悲しい思いをしてしまいます。

 

多職種連携という様に、上下関係ではなく多職種で協力して利用者様を看ていく。という気持ちがみんなにあればいいのですが、実際には看護VS介護みたいな関係は永遠に続くのではないかと思います。

責任あることだけおしつけられる

普段はじゃま者にされる事が多い看護師ですが、看護師かできない仕事があります。

誤薬

誤薬が起きた時は、バイタルサインと症状の確認をして、どのような薬を誤薬してしまったの確認をします。

嘱託医師に報告をして指示をもらい、家族連絡をして謝罪をするのも看護師の仕事です。

誤飲

今まで誤飲をされた方が食べてしまった物の中に、入れ歯・便・ティッシュペーパー・消毒していたコップの漂白剤の入った水などありました。

入れ歯の時はすぐに救急当番病院に搬送し内視鏡で取り除いてもらいました。

便・ティッシュペーパー・漂白剤の水は腹部症状がないかの観察をして経過をみていました。

誤飲があると嘱託医師に連絡をして指示をもらいます。

転倒

転倒でぱっくり皮膚が割れて出血が止まらない時はすぐに嘱託医師のクリニックに受診します。他にも出血がなくても外傷確認をしたり転倒がある時も医師に報告と家族連絡は看護師の仕事になります。

急変・急死

看取りも含めて急変・急死はすぐに看護師が呼ばれます。医師に報告して家族連絡をします。

業務が決まっているのでやる気のある人はあきる

通院

定期通院というのがあり、眼科や皮膚科など定期的に受診する時に同行します。

受付をして、順番がきたら一緒に診察室に入って、会計をして、処方箋を調剤薬局に出して帰ってきます。

薬作り

利用者様が定期的に内服している薬を作ります。

ある程度一方化されているのですが、下剤や漢方薬、他科の薬をホチキスで止めたり、漢方薬に名前のシールを貼ったりしています。

処置

褥瘡や皮膚科受診している利用者様の処置があります。点眼薬も1日2回。吸入も1日2回行います。

まとめ

介護老人ホームの看護師が辞めたくなる一番の理由は人間関係が大きいと思います。

介護老人ホームの仕事が合っている看護師も居ると思いますが合わない人は合いません。

嫌な人間関係や嫌な事をされて我慢して働く必要はないと思います。今の職場が合わないだけで自分に合う職場はたくさんあります。

もし今働いている職場で大切に扱われていない方は、転職サイトに登録していい雰囲気の職場を探す事をお勧めします。

転職サイトは、内部事情に詳しいサイトも多いので数社を登録して人間関係なども確認するといいと思います。

おすすめ転職サイト