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介護施設業務改善

インフルエンザ集団感染を特別養護老人ホームで起こさない方法

インフルエンザ集団感染起こさない方法のブログのアイキャッチ画像
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インフルエンザの集団感染を起こさないためにはインフルエンザの予防が大切

インフルエンザウイルスは通常寒くなる秋から冬・春にかけて流行するウイルスです。近年では、年中日本中、どこかしらの地域でインフルエンザの患者さんがいる様です。インフルエンザウイルスは強い感染力を持っているので、集団で生活している介護施設や学校などでインフルエンザが流行するとたちまち集団感染を起こしてしまいます。

特に免疫力の少ない高齢者がインフルエンザに罹ると重症化してしまう事があるので、高齢者自身が予防接種する事と高齢者にかかわる看護や介護、職員、家族も予防接種したり、その他にできる予防をする事が大切です。

インフルエンザにかからない様にする為の方法とインフルエンザにかかってしまった時の対処方法、介護施設で働いている看護と介護職員の注意する事、高齢者の介護施設などで集団感染を起こしてしまった時の対処方法など参考文献や経験談も含めて説明していきたいと思います。

新人介護
新人介護
インフルエンザかかったことないし、もしかかってもすぐ治るし予防接種はお金もったいないから打ちませんから
さゆ看護
さゆ看護
もしも高齢者がインフルエンザにかかると重症化しやすいんだよ。自分のためだけじゃないよ
生活相談員
生活相談員
施設でワクチン接種の代金を半分負担しているからアレルギーとか理由がない限り全員インフルエンザの予防接種は打ちましょう

インフルエンザとは

  1. インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です
  2. 通常38.0℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感の症状が比較的急速に現れるのが特徴です
  3. 併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます
  4. 高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症化になることがあります

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

インフルエンザにかからないためには

  1. 流行前のインフルエンザワクチンの接種
  2. 外出後の手洗い
  3. 適度な湿度の保持
  4. 十分な休息とバランスのとれた栄養摂取
  5. 人込みや繁華街への外出を控える

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

インフルエンザにかかってしまった時

  1. 人込みへの外出を控え、無理をして学校や職場に行かないようにする
  2. 咳やくしゃみ等の症状がある時には、周りの方にうつさないように、咳エチケット(マスクの着用)をする
  3. 安静にして、休養をとり、睡眠を十分にとる事が大切
  4. 水分を十分に補給する
  5. 高熱が出る、呼吸が苦しいなどの具合が悪ければ早めに医療機関を受診する

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

介護施設で働く看護と介護、多職員が気を付けること

  1. インフルエンザの予防接種を受ける(施設によっては施設が代金を負担しても職員全員にうってもらいたいと思って頑張っている所があります)
  2. 職場に付いて利用者様の所に行く時、職場を出る時には必ず手洗い (普段の業務でも1ケア1手洗いは基本です)
  3. 症状がある体調不良の時には上司に報告(かくして働いてもし人に移したら大変です)
  4. 咳・くしゃみ・鼻汁などの症状がある時はマスクをする
  5. 職員にインフルエンザにかかるとどうなるのか周知し、症状がある職員が自己申告しやすい雰囲気を周りが作る
  6. 玄関の入り口に「インフルエンザが流行する季節です。手の消毒と咳・くしゃみ・鼻汁などの症状のある方は、マスクの着用をお願いします」や「インフルエンザが流行しています。発熱などの症状がある方は面会を控えるようお願いします」などの貼り紙をする
  7. 湿度を50~60%に保つ(加湿器や濡らしたタオルやバスタオルをかける等)
  8. 利用者様全員に食事前に消毒用エタノールで手指の消毒
  9. 利用者様の健康管理を気を付ける(水分を多めに摂ってもらう)
  10. 利用者様に体熱感があれば、体温測定などして迅速に対応する

介護施設で高齢者が集団感染してしまったら

介護施設では、利用者様は食堂で食事を摂ったり日常を過ごす時間が多くあります。その為1人でもインフルエンザなどの感染にかかるといっきに他の利用者様に感染してしまいます。集団感染を広げないために実際に行った事を紹介したいと思います。

  1. インフルエンザ流行の時期に発熱の症状または、咳・くしゃみ・鼻汁の症状がでたら嘱託医師の指示のもと、インフルエンザ迅速キットで検査をする
  2. インフルエンザ(+)の時は迅速に抗インフルエンザ薬の点滴を医師の指示で行う
  3. インフルエンザにかかってしまった利用者様にはマスクをしてもらう(かかっていない利用者様にもしてもらったのですが、皆様すぐにとってしまいます)
  4. インフルエンザ感染してしまった利用者様は解熱後3日経過するまで食堂にでない
  5. 同じフロアーでインフルエンザ感染の利用者様が3名でたら、全員の利用者様は食堂にでないで居室で過ごしていただく。
  6. 多床室の場合は、カーテンで仕切る
  7. 換気をする
  8. 湿度を保てるように工夫する
  9. 家族様に連絡する (家族様は面会を控えますと言う方や、心配なので顔みに行きますと言う方など様々ですが、看護は高齢者がインフルエンザにかかると肺炎になり重症化して急変する事もある事、普段よりも多くお部屋に行き状態観察している事を伝える)

おわりに

集団感染を起こすと、利用者様は居室で隔離する事になります。普段は日中リビングで過ごしている方が3日間以上居室で1日中過ご過ごす事で環境の変化により認知症の利用者様はBPSD(周辺症状)の発症や悪化につながります。また、ベッド上で3日以上過ごす事により廃用症候群を起こしADL低下につながります。インフルエンザにかからない様にする事が大切です。

さゆ看護
さゆ看護
インフルエンザは1番に予防が大切なんだね 2番にはもしインフルエンザになったときの対応も大切
生活相談員
生活相談員
高齢者施設でインフルエンザの予防接種する必要性わかってくれましたか
新人介護
新人介護
インフルエンザの予防接種します。利用者様のために感染予防します

うつ状態・厳格・妄想・徘徊・興奮・暴力・不潔行為・せん妄などの行動心理症状の事

廃用症候群”]長期にわったて、臥床状態が続くことにより起こるさまざまの心身の機能低下の事

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