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介護施設転職

介護施設で役立つ認知症の資格認知症ケア専門士

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認知症の人の数は厚生労働省の発表によると2012年の時点で462万人になるとされていて、高齢者の約7人に1人が認知症ということになります。今後、団塊の世代が高齢者になると高齢者人口が増加すると同時に、認知症の高齢者の数も増えていきます。

2020年時点では約325万人にまで増加するとされ、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、700万人前後で高齢者の5人に1人が認知症の症状が現れると言われています。

認知症の高齢者が増えると、介護施設で働く方にも在宅に高齢者がいる方にとっても地域で働く方にとっても全体で取り組んでいきたい認知症ケアは重要視されてきます。これから2025年までに身に着けておきたいお勧めの資格を紹介します。

団塊の世代(だんかいのせだい)とは戦後の第一次ベビーブーム期(1947~1949)に生まれた世代のことです。この3年間に生まれた人口は800万人に上り、他の世代に比べ突出して人口が多くなっています。

認知症ケア専門士とは

認知症ケア専門士とは認知症ケアに対する優れた学識と高度の技術とよび倫理観を備えた専門時術士を要請しわが国における認知症ケア時術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として設けられた資格です。

受験資格 3年以上の認知症の実務経験を有するもの(資格の有無はなし)
試験問題・試験時間 各分野50問/ 4分野合計200問 (マーク式・五者択一)
合格基準 各分野,70%以上の正答率を有した方を合格とします.4 分野すべての合格をもって,第1次試験合格となります
受験地 札幌,仙台,東京,名古屋,京都,福岡
受験料 3,000円×受験分野数(4教科で12,000円)
出題範囲 「認知症ケア標準テキスト」に準じた内容
二次試験 論述試験:事例に対する論述面接試験:6人1グループの面接試験(テーマに即した1分間のスピーチとディスカッション)
認定先 一般社団法人日本認知症ケア学会が行っている民間の資格です
資格の更新 資格を維持するために5年ごとの更新が必要。5年以内に30単位以上の取得が必要となります。単位は、学会や講演への参加や発表、論文の投稿などにより取得することができます。

認知症ケア専門士の役割・活動

認知症ケア専門士は更新制の資格のため、認知症ケアの学習を生涯しつづけるという義務が課せられ、有資格者は、常に医学的な裏づけをもつ最先端の技術や理論をもとに、認知症ケアにあたることができます。5年ごとに資格を更新しているので周囲の信頼につながります。

認知症ケア専門士の活躍する場所

医療機関や介護保険施設(特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護療養型医療施設)、グループホーム、有料老人ホーム、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターなどです。

一般社団法人日本認知症ケア学会http://184.73.219.23/d_care/senmonsi/2019/Jsenmonsi.htm

おわりに

介護施設で活躍できる認知症の資格は他にもありますが認知症ケア専門士は5年ごとに更新が必要なため、信頼と安心できるお勧めできる資格だと思います。

資格保有者は認知症ケア専門士のホームページで資格保有者の登録もされているので面接の時や就職の時に役立つ資格の一つだと思います。